株式会社コミュニケーション・プランニング 2009年度採用情報サイト

仕事を知る #02

小池 理子
Ayako Koike
HWカンパニー / コンサルタント
2001年入社。東海大学 教養学部 芸術学科卒。入社以来、人事システムの構築に従事。SEの道を目指したのは、大学時代はモノの"外側"のデザインに取り組んだが、次はモノの"中味"をデザインしたかったため。

相手が何を望んでいるのか、意中を読む

入社7年目の小池は、現在、人事システム導入後の運用や保守におけるコンサルタント役を務めている。

情報を開示し、より理解を深めていく
現在の仕事の上でのポジションと、仕事の内容を教えてください。

主に、ドイツSAP社のERP(企業資源を統括するアプリケーション)による人事システムの構築・運用・保守などを行っています。最近ではゼロからの構築ではなく、提案後のシステムにより細かくお客さまの要望を反映させていくためのコンサル業務が主体になっています。現在のお客さまは、ある資源関係の企業で、こちらの人事システムを担当。プロジェクトは2006年の夏にスタートし、2008年10月に終了予定。CPからは私と同じコンサルがもう1人、開発、設計の人間が3名と5名のチームで参画しています。

仕事のなかでの難しい部分は、どんなところですか?

お客さまの多くは、システムの中味がどうなっているのかわかりません。そのため、私たちコンサルには「なにができて、なにができないのか」を、きちんと見極め説明することが必要となります。まず、お客さまが人事の仕事のなかのなにをシステム化しようとしているのか、それを理解することから始りますが、このときに大事になるのが「相手はなにを求めているのか」ということを正確に「読み取る」技術です。前にも述べた通り、お客さまはシステムに関して未知なわけですから、私たちがその部分に理解を及ぼすことがなによりも大切になります。そのためには、積極的に情報を開示し、両者ともがより深いコンセンサス(同意)を得ていくことが必要不可欠となります。

パズルが上手くはまったような、快感
今となってはこんなにテキパキされていますが、初めてのプログラミングは苦戦したんじゃないでしょうか?

そうですね。やはり入社当初はプログラミングについて厄介に思ったこともありました。それでも先輩が勉強会など開いて、丁寧に教えてくれたこともあり、段々と自分が書いたプログラムが思った通りに動くことがおもしろく感じるようになりました。最近では、上手いコーディングができたときにおもしろさを感じたりします。なにかの要件があり、そのためにシステムを構築していく場合、そこには何通りかの方法が存在するものです。そんなときに「あれとあれを組み合わせて…」と自分なりに構想を練りますが、ときに「名案」とも思える考えが浮かぶことがあります。まるでパズルが「上手くはまった」ような感じです。そんなときには本当にやりがいや手応えが感じられますね。私がこんなアイデアを出せるのも、SEとしての経験を積んできているからで、こうした応用力がどれだけ出せるかが、ある意味コンサルの力量にも通じると思います。

今までで印象的だった経験はどんなことですか?

仕事の対処方法や進め方で、揉める回数が多かったお客様と 最終的に一番仲良くなれたことですね。自分の力量/経験不足を実感しつつ、出来る限りの情報提供と頑張りをしたことによってスピード感・内容的にも納得の行く形で納品できました。それにより、その方との距離を縮めることができました。その方は、私より20歳年上の女性ですが、今では仕事帰りに二人でご飯を食べに行ったりと私にとって貴重な人となり、嬉しい結果につながりました。

SEに一番必要なこと。それは、コミュニケーション力。
よいシステムを構築するため、またよいSEになるために必要なことを教えてください。

システムには、どんどん新機能も追加されるので、日頃からこれらの勉強を怠らないことが大切です。また人事に関することがら、給与や人材管理、組織管理、勤怠などについての専門知識を学ぶことも必要となるでしょう。さらには、雇用に関する法律の知識を得ることも必要になってきます。SAPは、企業資源の統合システムですから、他の部署、例えば経理などとの関連も出てきます。やはり部署が変わると、物事の発想も変わるようで、そうした際には、また相手の意中を読むコミュニケーションが大切になってきます。いろいろなタイプの人と関わるのは大変なものですが、しかしジョブを離れた後でも、一緒に食事に出かけたりと、そんな楽しい人間関係を作ることもできます。 

また、私のようなコンサルタントですと、お客様先でプロジェクトに参加していることが多いです。ですので、CP社員とのコミュニケーションは意識して行い、帰属意識を保っています。よいSEには、対お客様、対チーム、対自社、様々なコミュニケーションが必要とされます。対自社で言うと、CPは社長を始めとする役員の方々も、温かく見守ってくれていることが伝わってくるので、お客様先で頑張ることができますね。私は産休でしばらく仕事を離れますが、またこの職場に復帰したいと考えています。

要点

システム開発の場では、プログラムを組む技術も必要となるが、それ以上に求められるのがコミュニケーションのスキルだ。より確実に要件を満たすためには、相手の立場に立ってものごとを考えられなければならないし、説明をするのにも相手の知識の水準を考慮しなければならない。

システムも、人事の現場も変化していくもの。それでも今小池が身につけた技術、業務知識、コミュニケーション能力は、すべてスキルとなり、小池の市場価値へと繋がっていく。

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